SHIPSオリジナル 長袖ボタンダウンシャツ ブラックウォッチ・チェック コットン
MUSEUM for SHIPS @渋谷
9975円


カミさんの実家へ行くとき用に長袖シャツは不可欠。
もちろん義母・義父ともに、僕が柄モノであることは知っているけど、全面的には見せたことはない。ワンポイントってわけじゃーないから、やっぱり見えないようにするのが気配りってもんかと。


ということで、カミさん、お義母さんの趣味を念頭におきつつ、買い物してしまうわけですね。そうするってーと、やっぱ、SHIPSが無難なんだよな。コンサバい婦女子受け(←もはやNGワード?)の良いものが、リーズナブルな価格でてんこ盛り。「船」は安心の印。「光」や「矢」はどこへ飛んでくかわかんねーもんな。
この春、久しぶりにチノパンも買ったことだし、ここはひとつ、思いっきりアイビーで行こうと、渋谷のSHIPSにブラックウォッチのボタンダウンを探しにいった。78−83年の第二次アイビーブームのときは、ブラックウォッチのチェックパンツやスカートをみんなこぞって履いてましたねー。いまどきはカジュアルなチェックシャツなら、いくらでもあるけど、ブラックウォッチって最近まったく見ない。でも、さすがSHIPS、置いてありましたよブラックウォッチ。
とはいえ、やはりタイトに着たいので、Sサイズを探すがない。店員さんに聞いたら売れてしまったとのこと。うーん、、、と落胆してたら、店員さんすかさず「他店の在庫調べてみます」。そうこなくちゃ、このIT時代。めんどくさがって最近は、客が言わないと調べないヤツとか、都内の店舗しか探さないヤツ(明日届けられるからかもしれないけど)とかいるんだけどね。でもこの店員さん若いのにがんばって全国調べてくれて、「博多店にありました。少し日数いただければお取寄せできます。」えらいっ!シャツ1枚の客のために労を惜しまないその態度が気に入った。もちろん、本日払いで取寄せてもらうことにしました。
最近、無愛想な販売員や、逆に饒舌薀蓄野郎の販売員にウンザリしていたので、とても気持ちいい買い物ができた。とくセレクトショップの旗艦店(本店)で、最近どーしよーもない販売員に出くわすことがある。どのセレクトショップも、昔まだインポートショップと言っていた頃とは比べものにならないぐらい大きな組織・会社になったから、ピン・キリなのかもしれないが、昔はショップ毎にそれぞれ、接客の心構えみたいなものが店員さんの間で共有されていたような感じがする(小さいが故の長所だったのかも→ex;原宿キャシディー)。
会社が巨大化したんだから、それなりに社員(非正社員も含めて)教育にコストかけないとね。ネットじゃなくて、実店舗に時間と運賃かけてワザワザ買い物しに行ってるんだから、こちらは。そういうこと、忘れてんぢゃねーのかっ!と言いたくなるときがある。