BREAKOUT

ぐぇぇぇ!


5ヶ月以上何も書かなかった。以前にも1年間書かなかった時期、半年書かなかった時期があった。
1年間ブランクのときは、たしか、地下潜伏期間中でリアルタイムで自分の状況を書けなかったからだった。1年後、ブランクを埋めるために、その間のお買い物記録を後からUPした。
半年間のブランクは、仕事がとても忙しかった時期で、仕事が終ったらもう書きものをする気力もなかったし、理由なき不安感に付きまとわれていた頃なので、書くと暗くなったかもしれない。
今回のブランクは、地下潜伏でも業務多忙でもないのにブランク期に突入してしまった。仕事はむしろブランク直前の方が大変だったし、夏休みにまとまったヒマもあった。書きたいこと、書くべきことも、むしろいつもより沢山あったのだけど、なぜか書かなかった。書こうかと思って、ネタをメモったことはあったし、写真もとったし、下書きを書きかけたこともあるけど、やっぱりエントリーはしなかった。
なんでかなーと考えると、表向きの理由は会社が諸々激変期に入って、リアルタイムに何か書くのは些かはばかられた(リアルに書くと、どこの会社の話しかバレバレなので)からなんだけど、極プライベートなことも書かなかったのは、ひとえにプライベートが安定していたからだったんでは、と今朝思った。
安定していた、というよりも(手前味噌だが)はっきり言うと、人生で最も幸せに今暮らせているから何も語ろうと思わなかったという感じ。誰かに何か聴いてもらいたい、何か語りたいという欲求があるときって、何らかの欲求不満を抱えているときでもあるんだと思う。仏陀も覚りを開いたとき、それを誰かに伝えよう思わなかったらしいが、そりゃそういう気分だったろうと思う。*1
だいたい最近、家でよく笑うようになった。バラエティ番組を見て笑うとか、スレッドの書き込みに思わず吹いたとかじゃなくて、なんでもない日常生活の一風景で笑っている。だいたいは子どものことで、笑い声がひとりでに出てくる。声をあげるまでいかなくても、子どもの寝相や仕草を見ているだけでもニンマリしているような気がする。そういえば、最近会社でも笑ってしまうことがあるな。そんなこと長い間なかったと思う。会社でやなことがないわけではないが、なんとか制御できているし、人事部の皆さんにもすっかり受入れてもらっている感じがする。社内でも、私のことを昔から人事をやっていると勘違いしている人もいたりするようになった。
あと2割ぐらい年収をUPできれば、生活も申し分ないのだが、、、と望むことすらおこがましいと思えてくるぐらい、いま幸せな気がする。

*1:神話では、覚った真理はとうてい一般人に解るように説明しきれない(語り得ない)ことだから、説法しないでおこうと思ったということになっている。するとそこに天から梵天が降りてきて、あんたが説法しないことは人類の最大不幸だから、頼むから説法してよ、と仏陀に頼んだという話しが後に続く(梵天勧請)。