madras in 1986 - 1991

チェックなネクタイ



春から、チェックのネクタイで、


出社します。
ここしばらく、ナローなレジメンタル・タイばっかり、ときどきニット・タイって感じだったけど、この春はチェックのタイがちょうど旬。
ソリッドなニット・タイよりも、ヘタをするとカジュアル感が強くなりがちなチェックのネクタイ。でも、クール・ビズ(笑止)前の春〜初夏あたりには、ちょうどいいんではないかい。


コットンのマドラスチェックのネクタイをオックスフォードのBDシャツにして、ブレザーなんていう、コテコテな組合せも、久しぶりに新鮮かなぁ。いっそのこと、シャンブレー・シャツにマドラスのタイぐらい崩してしまうのも、あり。
ユナイテッド・アローズでも、今年はマドラスチェックカラバリが増えてるようで、わりと渋目のオフィス・ガイ向けのも見つけやすい。RICOもオリジナルで、ベージュ系や茶系とか珍しいマドラスチェックのタイを出したりしてる。
(↑ZOZO TOWNでも、再入荷するも既に売切れ。暖色系マドラス・タイならコレが安い!)


■色味
チェックにはいろんな色が入ってるけど、今年は刺し色として「黄」か「金」が入ってるチェックを買っておくのが、着まわしやすいかと。なんといっても、チノパンに合わせやすいのが強み。ブレザーの金ボタンともマッチ。休日の「おデート」のときに、たいへん重宝すること必定。


■ヤバ目
SHIPSは、シルクのギンガムチェックのタイをリリース。なんかカワユすぎて、かなり危険。「可愛がられ系」の新入社員男子にお薦めかも。
コットンのケリー・チェックのナロータイなんてのも出してる。カワユすぎず、ちょっとサワヤカが入ってるあたりが、女子受けは、しそう。


■野郎受け
ウンチクおやぢにも受けるのが、ボーダー柄のニットタイ。。。「受け」てどうする、という気もするが。
プレーンなニットタイを買っちゃったヒトは、次は是非、ボーダー柄のを。ボーダーの幅が均等じゃない方が、今年らしい感じがする。3色のボーダーも狙い目。→5千円代で、こんなのとか。


■際モノ
チェックぢゃないけど、コットンのシアサッカー地のネクタイは、今年ならでは。
はっきり言って、サワヤカ過ぎて取扱に困る。なんというか、新婚旅行に旅立つ新郎が、早朝の成田エアポートでしめてるとちょうどいい、、、そのぐらい、スガスガしい。ブラックスーツには絶対合わせられない。この数年、幅を利かせている、夜の新宿的なツヤツヤなネクタイの対極って感じだな。


余談。
バブル崩壊直後ぐらいだったと思うが、シアサッカーが流行った年があった。その年の春、朝の通勤電車で、サックスブルーシアサッカーのボディコン・スーツ*1を着た女の子を見かけた。夜の六本木的な艶生地を見慣れた目には、とてもまぶしかったなぁ。


今年は、やっぱり時代の節目なのかもしれないな。お洋服も経済も。

*1:上は腰のくびれたぺプラム付きのジャケット、下はもちろんタイトなミニスカ。