a son of man

3Dアニメ「星に願いを」



今年、一番驚いたことは、


自分で自分のことを「おとうさん」と言っていたこと


だった。
それも、すっごい自然な感じで。
「おとうさんが、やってあげるから...」と自分でも気づかずに言って、はっとした。
自分のことを「オレ」ということすら抵抗感があったのに。
知らない間に、自分自身がとてもナチュラルに変化してたらしい。


男の子の父親というのになったこと自体、自分自身想像を絶する事実なのだが。
ずいぶんと、男の子の父親を素直にやっている自分自信に驚いた。
友人・知人・隣人のほぼ100%が、ワタシについて「絶対女の子のパパって感じ」と口をそれえてたのに。
それが、息子にいやがられるぐらいかわいがってたり。
目に入れても痛くない、っていうより、目の裏側に入ってるのに気がつかない状態。
息子を抱っこして(腕がしびれるぐらい重いが)歩いているときが、一番幸せな気がする。


他人の子どもでもカワイイと思うようになった。
今日の生まれたては、もちろん、電車内を走り回る某有名私立小学校男子まで、可愛く見えてしまう。
最近は、ウィウィしさの残る中1男子を見かけても、思わず右手をあごに添えて、「まぁ、かわいぃ」と小首をかしげてしまう始末。
小中学生の女の子については、「父親に似てよかったな...」とか「今こんなにキレイってことは、トウがたつは早いな...」とか「75点!」とか、ついつい男の目線で分析的にみてしまうんだが。
男の子の場合は、将来がどうのとか、相対的に見てどうのとか、そんなの関係なく、ただ、今そこにいる彼の存在をカワイイと思ってしまう。
女の子の父親になったら、女の子を見る目も、変わるんだろうか。
(どうも、そんな気はしないんだが、、、)