panettone or buche de noel
わが家にクリスマスケーキはない
です。
かわりにパネトーネが出てきます。
今月に入って、土日の朝飯はコレです。
イタリアのクリスマスのスイーツといえば、パネトーネと決まっているらしいので、しかたありません。うちの息子の頭の中でも、すでにクリスマスといえばコレということになってしまったみたい。
ケーキというよりは、パサパサしたパンみたいな食感。食べてると、ボロボロこぼれます。中にはドライフルーツがゴロゴロ入ってます。でも、それだけっていうシンプルなもんです。
日本人の口からすると、好き嫌いがありそうな香りと食感かな。しっとりとか、ジューシーとか、口の中でとろけるとか、ありがちなグルメ表現は、ぜんぜん合わない。
自家製ではないです。輸入品です。イタリアの自然酵母*1を使ってるらしいので。毎年、東大先端研近くのイタリア輸入食品卸で、デッカイのをかみさんが買ってきます。
ところで、
東京−ローマ間約1万kmの超遠距離片思いしてたころ、かみさんから、初めて送られてきたプレゼントが、パネトーネでした。*2
ローマから届いた箱を開けたとき、お?これは今度会うとき関係一歩前進かと期待したのだけど、食べてみたら、えっらいパサパサやん。ま、かみさんは、よくもわるくもサバサバしたヒトでしたけどね。あぁ、まだ道のりは長いゾと、強力な一押しが必要だなと、気合を入れなおしたあの頃...
1万キロの隔たりを打ち破り、思いを直に届けるには、そう、もう量子通信を実用化するしかないっ!そう決意して以降、量子通信研究は飛躍的に進んだのだった。。。っていうようなSFライト・ノベルを誰か書いて。
とか。