Romania or Italy

BEAMS SALE 2008 1/2



BEAMS産地偽装
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20071220_2.html


で陳謝。
イタリアメーカーがルーマニアで生産したパンツに”Made in Italy”のタグを付けてたらしい。*1
メーカーの国と、生産国がずれてるのは、もう当たり前。ヤフオクでもメイド・インどこですかが、とっても重要。米国製コンバースはもちろん、最近は英国製ドクター・マーチンですら値上がり。*2


よく調べずにやっちゃった話なのか、知ってて「まあ許される範囲でしょ」でやっちゃったのか、どっちにしろいまどきマズい間違い。時期が悪い。2007年、裏の流行語が「偽装」だって言われてるぐらいだから。
小悪人はきまって「まぁ世間に許される範囲だろう」で悪いことをやってしまう。で、結局バレて痛い目にあう。「万引き」ぐらいとか言ってるやつが、職も家族も失ったりする。
ほんとうに悪いやつ、大悪人は、たとえ万引きでも「死罪」値する悪事をやるつもりで取り組む(と思う)。大悪人は、信号も気をつける(はず)。信号無視で警察に捕まって、隠してる大罪がバレたら元も子もないから。
なんか、狼かライオンが獲物をとるときの喩え話があったな。


ところで、
ルーマニアの国名は、「ローマ人の国」からきている。つづりの中に"Roman"って入ってるし。周辺諸国はスラブ人なのに、ルーマニアだけラテン系。周りの国のヒトに嫌われてるらしい。
イタリアもローマ人が作った国だったから、長い歴史で見れば、メイド・イン・ルーマニアでもイタリーでも、大したことはないのかもしれない。でもイタリア人は怒るだろうな。日本製を中国製と偽ってるぐらいの感じ?かも。


追記:
テレ朝が、例によってアサヒって、厚生労働省に怒られた。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/12/h1219-3.html
こりゃぁ、やっちゃいけない食品偽装でしょ。
古い赤福食っても、腹痛で済むけど、これは食ったら死ぬよ。
しかし、マスコミに対して厚生労働省は、カリカリきてるところなんだから、ビームス同様タイミング悪いよなー。っていうか、意外とTV局の中のヒトって、ニュースとか見てなかったりして。

*1:数年前にInternational Galley BEAMSで買ったウールパンツのタグを見たら、ちゃんとメイド・イン・ルーマニアって書いてあった。去年や今年、ルーマニア生産に突然変更されたわけぢゃないみたいだな。ビームス側の生産管理やってるヒトが若いやつに変わったってことなんだろう。長年やってりゃ、あぁ、このメーカーもついに国内生産やめたか...ってシミジミ思ってたはずだから。

*2:ボロボロの中古にあの値段はないぞ。