optical heaven

ねねね先生、うしろ、うしろっ!



10月10日は「眼鏡の日」


「メガネをかけていない日本人なんて...」と非眼鏡者の方が揶揄される昨今、10月10日の主役は、体育会系から、文化系に奪還されたのだ。
今日から東京ビッグサイトで「メガネの国際総合展IOFT2007」が開催。ベストジーニストが毎年話題になるけど、今日はベストめがねっ娘とベストメガネ男子の表彰式もある。


ちなみに、ベストメガネ男子を受賞したのは、東国原知事サイバーエージェントの藤田社長、バカ壁の養老先生。ベスト・サングラス男は竹中直人。ベスト・めがねっ娘は眞鍋かをり。。。なんか、当ったり前すぎて面白くねぇゾーと思ってたら、「是非メガネかけてほしいで賞」を、森泉が受賞。
でも森泉の前に、なぜアンジェラ・アキが表彰されなぃんだ?きっと弾き語りで一曲歌ってくれるから、イベント的には、2度おぃしぃぢゃん。


リアル・コスプレにおいては、メガネは大切な小道具。とくに男子にとっては、唯一のアイ・メイク手段。サングラシストだったワタシも、2005年のメガネ男子ブーム以来、2年で10本も買ってしまった。
ファッション誌でも、毎シーズンのアイウェア特集は定番化。メガネ特集別冊も出るぐらい。さぞや、メガネは売れているんだろうと、思ってたんだけど、そーでもないみたいね。


メガネ白書によると、国内メガネ市場の規模は、1995年に約6,000億円。90年代後半は同じぐらいの規模で安定推移していたんだけど、2000年から規模縮小傾向。で、今年は久しぶりに6,000億円台に戻るかってんで、業界は喜んでるらしいが、要するに、ここ10年間ずっとメガネの市場規模は頭打ち状態だったってこと。
メガネ、メガネと騒いでた時期に、メガネ市場は低迷してたってことは、マスコミにほとんど取り上げられてない。業界的にも、消費者に積極的には流したくない情報なのかも知れないしナ。
ブームだとか、流行ってるとかマスコミが言ってるからって、必ずしも、その商品の市場が大きくなって企業が儲かってるワケぢゃねぇことは、知っておいて損はない。



本日の余談:
メガネ・フェチの間で「メガネっ子のマグナカルタと呼ばれる文章がある。
今世紀初頭、倉田亭眼鏡によって、劇中放送の形で宣言された以下の一篇だ。

37歳以下の女性には、すべからく眼鏡の着用が義務付けられてるというすばらしい時代です。まさに眼鏡天国、略してメガテン、英訳するとメガネ・ヘブン。
大作アニメの「メガとメガネのメガ隠し」が初のメガネミー受賞の快挙を遂げています。
っていうか、インシュリンの示す数値がメガネだったという発見で、グラッシー博士がノーベルメガネ賞に輝き...
R.O.D. THE TV 第2話「ダメ人間ども集まれ」2003/10/22)

http://www.showtime.jp/special/animation/rod_tv/


この宣言の放送を境にして、女子のメガネ着用も公に認められ、冬ソナ・ブームではメガネ男子の潜在的需要が証明される。そして2005年9月の「メガネ男子」出版により、メガネ着用が社会的にようやく肯定され、長く続いたメガネ弾圧の時代に終止符が打たれることとなる云々。。。


ちなみに、広島では「メガネッ子でナイト」が夏イベントの定番になってるらしい。
なぁんで、福井でやらんのかっ!→福井県産業労働部っ!