typography on skin

皮膚印刷




大好きな画像系ブログに面白い本のエントリーがあったので、ご紹介。。。


...:::Degital Wander land:::...MANIAC BROTHER'S MAD DiARY
http://cheshire-cat.seesaa.net/

ここのブログは「画像」主力で、どっから持ってきたのか、世界中からナイスな画像がガンガンUPされてくるんだワ。画像のセレクトも、美しいのかエロいのか、ハイセンスなのかキワイなのか、微妙なスキを突いてくる!
ちょい、旧聞になっちゃたけど、紹介されてた本は↓
「body type」 Ina Saltz 2006
http://blog.seesaa.jp/tb/40261798


body typeって、超デブ、激ヤセ、巨乳、巨尻とか、体型の写真集ぢゃないすから、そっち系の期待はしないでネ。(→そっち系って、どっち?)
実はコレ、文字系tattoo(typographical tattoo)ばかり集めたの写真集。「type」ってのは、「型、種類」ぢゃなくて、「活字」って意味。「文字を打ち込む」って意味も。
本の中身は、

・アルファベットからユダヤ文字、
・単語から詩句まで、
・手足から、頭や唇にいたるまで、

いろんなタイプの実写が載ってるみたい。文字を彫ってみたいというヒトの参考に。


身体に文字、というか「言葉」を刻みたいって欲求は、すんごく古くからあると思う。
中国語で、tattooのことを「文身」って書くんだけど、古代中国では入墨は「文字」を刻むことから始まったかららしい。当然、漢字を彫ったんだろう。
漢字のルーツは象形文字だから、それ自体が「絵」になってるし、初期の漢字:甲骨文字は、占いに用いられた文字だから、「呪術的」な要素も持ってる。こりゃぁ、肌に彫り付けたくもなるわナ。大昔の中国人の気持ちも、わからんでもねぇ、ってーか、もう私の肌も印刷済み。


ところで、
「body type」を漢字にしてひっくり返すと「文身」になるぢゃない!
著者が知ってて、そういうタイトルにしたんなら、なかなかやるぢゃないっ!
知らずに、そうなったんだとしても、なんという素敵な偶然!


久しぶりにinked skinらしいエントリー♪