don't look back

boston frames for MIT

KOKI by Kazuo Kawasaki ボストン眼鏡 メタルフレーム(βチタン?) ダークグレー
(写真上:CRADLEのEFFECTERシリーズFlangerモデル、中:CUTLER AND GROSSの10年前のボストン・サングラス、下:KOKIボストンタイプ))
輝きの広場クリヤマ@YAHOO!AUCTION
1万円ぽっきり



復活するかっ?理工系メガネ男子必須のメタルフレーム・ボストン


表参道ではまだまだゲイナーメガネが主流だけど、原宿界隈ではウェリントンセルフレームがすっかり定着。サングラスもこの夏はRay Banのウェイファラーの黒セルあたりが大注目。(→コレ
ってことは、次はやっぱボストン?



かつてメタル系フレームといえばボストンタイプってぐらいの時代があったっつーのに、今はすっかり見ないもんねー。長年ボストンメガネの愛用者だったフジTVの軽部さんも、いつのまにかゲイナーなメガネに変えちゃったし。*1
数年前、Nomber(N)ineがジョン・レノンをテーマしたコレクションでボストンメガネをフューチャーしたけど、しっかりスべって、それっきり。早すぎたみたいナー。あのとき丸メガネでも出してりゃ、折からのハリポタ・ブームで売れたかもナ。


で、ようやく
今期のFACTOTUMがボストンメガネをリリース!しかも1万6800円!(→コレ)こりゃ、見に行かにゃァなるめェと、店まで行ったはいいけど、やっぱり小さかったっ!
白人男子モデルのかけてる写真ぢゃ、とーってもぴったしなんだけど、モロ日本人顔には、やっぱり、はまらん。レンズの中央線が、瞳半分、鼻側にきてしまう。
いゃ、ワザと小さめのメガネをかけるってのも、アリはアリなんだけど、別に日向家のママ殿のコスプレをやりてぇわけぢゃねぇっ!


別れたら次のヒト、ってのがモットーなので、さっさとファクトタムを後にして、かつてのボストン眼鏡の総本山、白山眼鏡店Wallをチェキ。(→ココ
しかーし、作ってねぇのなー、今は。あれだけのモデル数があって、ボストンは1つしかなかった。それも鼻メガネになりそうな小ぶりなヤツだけ。メタル系はすっかりオーバルが主流みたい。店長さんによると、もうボストンは作る気がないらしい(たぶん社長さんが)。多方面から、また作ってょ、ってオファーは沢山くるんだろぅけど、職人肌なヒトは「昔のアレと同じの作ってよ」ってのが、一番嫌いだからねー*2。かつては、メタルにセル巻きしたボストンがワンサカあったけど、セル巻ける職人さんも減ってしまったとか。


んぢゃ、インポートものではどうなのょと、これまた、かつてボストン眼鏡で世界を席巻したオリバーピープルズをチェキするも全滅→コレコレ。ま、サングラスなんか、すっかり今風になって、カッコイイっちゃぁ、カッコィィけどサ。


こーなるってーと、Vintageを探すしかねぇょナ。
Vintageメガネの専門店、恵比寿のg roomをチェキ。さすがにここにはありますねぇ、ウェリントンもグッドコンディションのがずらっと。アラレちゃんメガネもしっかりラインナップ済み。出番待ってまっせぇ。ボストンもオリバーピープルズのヴィンテージもんがしっかりディスプレイしてあるし。ただね、お値段がね、ファクトタムの倍なんだょナ。先物にそこまで金を出す勇気はねぇ。


結局、
ヤフオクで検索したら、よく言えば国産デッドストック、素直にみれば在庫処分のボストンメガネが沢山出てきた。新品、未使用でも3千円ぐらいからあるね。地道に探したら、思わぬ掘り出しモノ。。。ドクター川崎和男KOKIシリーズ廃盤モデル!たぶんβチタン製!が1万円ポッキリ*3
βチタンとか、独自の蝶番機構*4とか、男子がいかにも好きそうな理工系メガネ。。。ボストンの向こうを張って、名付けて「トム・シュルツM.I.Tスペシャ」!!*5




もし、Vocalのブラッド・デルブが自殺しなければ、今年夏、BOSTONは、全米ツアーに出る予定だった、、、ボストンメガネのリバイバルも、BOSTONのNewアルバムも、2010年まで待たねばいけないかもしれないねー。。。合唱合掌

*1:ちょっと顔もやせたしね。前の方が似合ってたと思うヒト、はーいっっっ!!!

*2:本日の余談:職人肌の建築家、と言えば安藤忠雄センセ。もう四半世紀前の話だけど、京都のあるクライアントから商業ビルの設計のオファーがあった。クライアントいわく「安藤センセ、高松のアレみたいなのを、ぜひ1つ」。その一言で安藤センセ、ブチッときちゃって、「ワシは、同じモンは2度と作らんのぢゃっ!ダボッ!」と言ったとか言わないとか。。。もちろん話は断られ、クライアントはそのへんの設計会社に頼んで「アレ」とそっくりなのを建てました。今でも、そのビル建ってるょ、新京極に。

*3:後続の現行モデル(オーバル型)で2万9400円

*4:コンフィギュレーション・システム:ネジを使わないヒンジ構造http://www.itokawa.biz/kk/mp670/explain.html

*5:Tom Scholz本人はメガネ男子ではなかったんだけどね。サングラスはメタルフレームのハーフランドタイプを使用。RayBan?重箱の隅までつつけば、彼の母校マサチューセッツ工科大学は、創立時はボストン市内にあったが、1916年にチャールズ川の向こう岸、ケンブリッジ市に移転して現在に至る云々、、、