original & custom

sougetsu2007-03-11



この春から、インターナショナル・ギャラリー・ビームスのオリジナル商品が再び面白くなってきた。


ちょうど3年前、オリジナルのスーツを買って以来、International Gallery BEAMS原宿店から足が遠のいてた。現在の店舗に改装する直前の話。他のセレクトショップよりも一足早く、タイト&ショートなスーツ(ナローライン)をオリジナルでリリースして、さすがインターナショナル・ギャラリーと思った。紺とグレー2着も買ってしまったぐらい。。。でも、改装後は、ナローライン商品は即打ち切るは、International Gallery BEAMSのレディースショップを新展開するわと、方向転換してしまった。軌道修正は必要だけど、その後の展開に「?」と感じてしまったのが、この2年、あまり行かなくなった理由。


改装後のInternational Gallery BEAMS原宿店は、インポートのデザイナーものを拡充して前面に押し出したのはいいんだけど。。。新宿伊勢丹メンズ館か、バーニーズ・ニューヨーク・メンズフロアを縮小したみたいで、それなら、新宿に行くょオレって感じになってしまった。オリジナル商品の方は無難なもの中心になって、以前みたいにオリジナル商品で、デザインは冒険してるけど、お値段はお手ごろって品が、すっかりなくなってしまった。栗野さん(現ユナイテッドアロウズ常務)や青野さん(現BEAMSプレス)が残した独特の匂いも薄くなったな、って正直感じたし。いったい、あなたは、これからどっちへいきたいの?ってのが、さっぱり伝わってこなかったのな。


BEAMS創立30周年のドタバタ(そのわりに空振り感があったょ)が終わって、ようやく本業に腰が入り始めたのかなぁ、今年は、International Gallery BEAMSのオリジナル商品で、おぉっ!こういうのがほしかったのょってのが出てくるようになった!
今年はカジュアルラインが面白い!最初に、あぁInternational Gallery BEAMSらしいなぁ、と思ったのは洗いをかけたオックスフォードのボタンダウンシャツ。カジュアルな定番モノだからこそ、他社との違いが見えるってもんょ。タイトラインで、襟がほんの少しロングポイントで尖がってるの。襟の開きも狭めなので、ナロータイ向き!こういうベーシックなんだけど、ちょい先取りの冒険を加えてあるのが、International Gallery BEAMSの味だと思う。オックスフォードも無地だけぢゃなくって、キャンディーストライプのクレージーパターンのシャツも出てた。その後、リリースされたクレージーパッチワークのマドラスチェックシャツもナイス。これもタイトライン&ロングポイント。ラルフローレンなリゾートウェアにまんまいっちゃわない、ちょいとひねってきてるのがイイっ!
ビジネスラインの方にも変化が見えてきた。カスタム・ナロー・シャツってのがリリース。こちらはブロード地中心で色目も豊富。タイトジャケットの下に着られる定番ビジネス・シャツが見つかった。いままで探すの苦労してたんだゾー(怒)。


カジュアルのボタンダウンシャツは1万1500円、ビジネス向きのカスタムスリムシャツは1万3650円と超お手ごろ価格に下方修正。ちゃんと勉強してくれてまんなぁ。International Gallery BEAMSのカジュアルラインは、BEAMSタイムやストリート、郊外店舗でも、つるしてあるね。順調に売れてる見たい。もう手ごろなサイズがない(泣)。そろそろ再入荷に期待。。。


追記3/13→OXFORDボタンダウンのシリーズは店舗によっては再入荷したみたい。