studs

スタッズ・ベルトを買った。

はやり始めは、かなりロック色が強いコーディネートぢゃないとあわないなという感じだったけど、この夏あたりからは、普通のコーデにスタッズ・ベルトをしている人も増えてきた。
スタッズでも、どっちかというと大きめのピラミッド型の鋲が並んでるヤツがよりロックで今どきな気がする。丸い鋲や鳩目が並んでるのは、ゆる目のかっこには似合うけど。


すっかり定着してきたようなので、今年の春ぐらいから、オヤヂとしてもほしいほしいと思っていたんだけども、これが結構お高い。ノーマルなベルトが2〜3本買えてしまう。
それに鋲(スタッズ)がギラギラしてるやつは、多少大人気ないチョイスかなと思って、大人のスタッズ・ベルトはないかといろいろ物色。
鋲がメタリックではなくて白や黒のエナメルのヤツなんかも、メタルやパンクというよりもハードロック感があっていいなーなどと思いつつも、パンツやスニーカーを選ぶなーと断念。Bedwinのゴールドの鋲のヤツは、シブくて大人感漂う名品なんだけど、多少お高いので、これまた断念。


そんなとき、雑誌をめくって目に入ったのがSOSU Mihara Yasuhiro*1のベルト。’04秋冬の新作!
今期は「騙し絵(だましえ:トロンプイユ)」の手法を用いたコレクション。ダメージ加工するかわりに、布に味だしした服の写真をプリントした作品とか、内外で好評の様子だが、革製品の方もすごい。靴なんか、一度紐まで通した靴の上から、さらにもう一枚革をかぶせて、下の紐や縫い目をあぶり出しのように浮き上がらせている。
で、肝心のベルトは、なんとスタッズ・ベルトを一回つくり、その上から鋲や金具ごと革で覆ってしまっている。表面は革、でも中に鋲がちゃんと並んでいる。


これなら、ギラギラ感がなくてオヤヂがしても許されそう。その上、価格も手がこんでいるわりには安い!それになんと言っても、ロックな鋲が実は革の下に隠されているというあたりが、「inked skin under suits」のコンセプトと合致!
これはもう買うしかあるまいというわけで、入荷初日に突撃@青山店。お店のお嬢さん方に大pushされるまでもなく、即買い。
写真でみるより、ゴツかった。スーツにあわせてられるかもとちょっと期待があったけど、さすがに無理。よく考えれば、スタッズ・ベルトの上からもう一枚革で覆ってるんだから、ゴツくもなるか。でも、ダメージ・ジーンズやミリタリーパンツには、もちろん最適!


なーんて喜んでたんだけど、
スタッド(stud)って、「精力絶倫男」って意味もあるらしい。。。オィ。

*1:enterするときに中学で習ったこと思い出さないといけないけど