トラドラ?いえ虎蛇

謹賀新年


あっという間に'00年代が終わってしまった。
自分にとっての1999−2009の10年間を一言でいうと、「<じぶん>迷路からの脱出」ってところかな。


・死にぞこないました。
tattoo入れました。
・離婚しました。
・マンション売りました。
・再婚しました。
・子ども生まれました。
・父親になりました。


前世紀の遺物を丸々失ったおかげで21世紀に蘇ったって感じだな。
あー、まだ遺物が2、3残ってないわけではないな。その辺を吹っ切れたら、本当に楽になれるだろう。
これからの10年は目的というか、やらなきゃならないことというか、やり続けなくちゃいけないことがはっきりしすぎていて、そういう意味では、やっと「不惑」に入ったって感じかな。といっても「不惑」というより、迷ったり戸惑ったりしてる場合じゃねぇょ、というのが現実。


でも、考えようによっては「選択肢がない」って状況は、もういらない枝を切り払ってしまうのにいいチャンスかも。
一番辛いのは枝が2本残ったとき「二者択一」。二つのうち、どちらか一つだけ選ばなくちゃならないのは、三つの中から一つ選ぶよりはるかに悩ましい。
AかBか無理やり1つを選ぶぐらいなら、無理を承知で両方とる方がいいと思う(*1)。もちろん「二兎追う者」は結局両方失うことになるけど、1つを選んで1つを捨ててしまったことをずるずる何年も引きずるより、無茶なトライで2失点する方が精神的にいい。その試合は「完敗」になってしまうけど、ゼロから次の試合に挑める方が「希望」があると思わない?

*1:自分の人生についての選択のときはいいけど、仕事ではやっちゃいけない選択だとは思う。