nubuck; new buckskin
ヌバックの靴
最近日の目を見ていない皮革素材と言えばヌバック。
もともとが、鹿革(buckskin)の模造品からスタートしてるだけに、扱われ方がいまいち中途半端。
バックスキンほど上品・上等というイメージもないし、
スエードほど、ワイルドで味の出るイメージもない。
ぬとぅっとした質感が、やだというヒトもいるかもしれない。
最近では、ヌバックの靴といえば、ティンバーランドのブーツでしょ、というぐらい、「イメージ」が出来上がってたんだけど、やにわに昨年からティンバーのブーツも復権の兆し。ヌバックも再びくるか?
ヤフオクで検索していたら、ティンバーランドのブーツ以外でもヌバックの古靴が見つかるようになってきた。
その上、安い!人気がまだないんだろうなー。
といいながら、あまりの安さに2足落札。
WalkOverのダーティーバックスが古靴市場*1では今注目。これがヌバック素材だと、ちょっとカジュアル感が抑え目になって、クールビズ(今更)な足元にもいいかも。というので1足目購入。WalkOverじゃなくて、BASSだけど。
米国学生靴の老舗BASSも昔はこんなヌバックで、先が少し細身のダーティーバックスを作ってたのね。これで4000円也!
ダーティーバックスとならんで注目古靴はサドル・オックフォード。ヤフオクでも、ウォークオーバーはもちろん、オールデンやチャーチなんかの状態のいいサドルシューズがときどき出品されるようになった。クセは強い靴だけど、50年代Popsな感じを出したいときには不可欠な靴だよなー。
こちらも少し細身なシルエットのヌバック白×黒のサドルオックフォードシューズは、米国フローシャイム製でもなんと1000円也!安っ。
どっちの靴も、本来は大学キャンパスなんかにぴったりな、きれい目カジュアルの代表的靴なんだけど、ヌバック素材でしっとりした感じなので、オフィスでも履いてやろうと思ってるところ。
丸の内にも大学の出先がいくつも出来たからね。学会や研究会もやってたりするし。大学教授っぽいヒトも結構ウロウロしてるし。キャンパス風なオフィスガイのファッションて、以前よりも追い風が吹いてるよな。