human resource development

鴨川を掘るもの



鴨川ホルモーな景色


京都に新人発掘に行ってきた。
定宿は鴨川に面したホテル。朝から河川敷を歩いて、大学へ向かう。


近年入社組は、首都圏の大学を出た学生が圧倒的。
関西の大学からの新人を増やしたい。時代変化の波も強くなってきてるから、もう少し多様性は確保しておきたい、って、えらい真面目な動機。裏では「関ジャニ」枠と「できすぎの妹」枠を作りたいと企んでいるのだが。要するに、厳しくも間を外さないツッコミが入れられるタイプがほしい。


うちの会社で最も頭数の多いのは、OLに最も嫌われている大学を出たヒトたち。
実際、彼らを見てると、出身大学で性格的な統一色は、ほとんどないと思う。どこの大学を出たかよりも、どんな業界に就職したかの方が、性格を色濃く映してる。同じ大学の学生でも、銀行に行くやつと、商社に行くやつとは、見た目レベルから違う*1。この時期、丸の内歩いてても、就活スーツの学生さん、ぱっと見てどの会社を訪ねてきたバレバレ。


大学によっては、多少は性格が偏ってる大学もあるかもしれないけど、性格が大きくネジくれるのは、会社の中でもまれてから。東大出た子が行くような会社は、まっとうな神経ではやってられない仕事が多いのも、事実。東大卒が嫌われるのは、入る会社に問題が多少はあると思う。


人事マンとして言うと、今狙い目の大企業は、なんといっても「JT」。企業が「底」のときに入社するのは、出世のコツ。大きなカケだけどな。
バクチ好き東大生はぜひトライを。

*1:例:まゆ毛が細い方が商社。