sperry sole vs. lug sole

PALLADIUM PAMPA HI.


PALLADIUM PAMPA HIGH(dead stock)、キャンバス地、ラグ・ソール
LOSTHILLS@原宿
4,095円


初夏の日差しの下、表参道はスペリーソールおやじだらけ。。。


デッキシューズはもちろん、スペリーソールのローファーやヴァンプも登場。
ヨットどころか、車も持ってねぇ下流が、スペリーソールはいたって、ただでさえ薄い靴底が、高温のアスファルトで、削れるだけぢゃんっかー*1、なんて野暮は言わないけど、「貧乏人は底の厚い靴を履け」といったのは誰?*2


上流(および上流のフリをしたい中流)の方々が、ヨットの上でデッキシューズに短パン姿にシャンパンなんぞで、エレガンテる一方で、ストリートぢゃ、頑丈な靴底が増えてきるような気がするゾー。


ワークブーツやミリタリーブーツの影響で、ラグ・ソール*3の靴が店頭に増えてきたみたい。
ついにBEAMSUNITED ARROWSでも、ラグ・ソールのキャンプモカシンを見かけた。*4
ラグ・ソールの靴って、足元にワーク感、アウトドア感を出したいときの必須アイテムだけど、どーっちかというと、秋冬っぽい、つーか、これからの季節は暑苦しぃ感じになりがちなのが難点。で、ここは一つ、夏もOKなラグ・ソールシューズってことで、フランスは、パラディウムのキャンバス地のブーツを発掘の旅。


意外にも、LOSTHILLSのショーウインドウに、パラディウムのパンパが、ずらーっと並んでました。しかもデッドストックばっかり。しかも安いっ。河合刑事っ、事件っす!
イカットの他、ローカットやレンジャース(ミリタリーブーツ系)のモデルもアリ。ソールが靴裏まで迷彩柄になってる珍しいのもあったょ。。。
スニーカー感覚で履けて、なおかつヒールもついてるので背高効果もある。素材もガンガン洗って履けるし、夏って感じ。


あー、森にキャンプ行きてぇー。とり合えず、子どもと代々木の森に行ってきます。。。

*1:トップサイダーの創業者ポール・スペリーが、ヨットの濡れた甲板(デッキ)上でも滑らない靴は作れないかと、1935年に考案した。波波模様の切れ込みが入ったゴムの靴底は、氷の上を犬が滑らずに上手に歩くのがヒントになったとか。。。アレは犬足の肉球だったのかっ、知らんかった。

*2:故・渡辺和博さんは、「ロンドンのパンクスが、厚底ラバーソールを履いているのは、地下鉄乗る金もないから、3駅分ぐらい平気で歩くからだ。」なんて言ってけど。磨り減りまくったラバーソールぐらい、無職でアナーキーな雰囲気をかもし出すアイテムはなぃょねぇー。おっちゃん、メシでもおごってやりてぇょ。

*3:凸凹のついた靴底の総称。ビブラムソールも含まれる。ビブラムソールと呼ぶのは、ビブラム社製だけ、なんだって。タンクソールとか、コマンドソールも含むのか、含まないのか諸説アリ。はーーー、靴は薀蓄が多すぎてヤダ。

*4:ありゃー、オヤジご法度!オッサンは履くなっ、新品なのに昔履いてたのを押入れから引っ張り出したみたいにしか見えんゾ!なんかテント張るのは、早そうに見えるけどネ。