WHITE HOUSE COX 名刺入れ ブライドル・レザー グリーン
UNITED ARROWS @有楽町西武
1万3500円


カミさんに、ホワイトデーにはホワイト・ハウス・コックスの名刺入れ買ってくれっつてたのに、まったく忘れていたらしい。15年間使い続けた黒革の名刺入れは、もうコーナーが削れ始めている。来年まで持つかなーって思ってたら、名刺入れを無くしてしまった。たとえ財布は落としても、名刺入れは無くしたことがないのだけが、唯一の自慢だったのに。。。ここ2〜3年、名刺無用の仕事が続いてたから、ついポケットにしまいなおすのをどこかで忘れたんだろう。
しょうがないので、自分で買いにいくことにした。残業飯ついでに有楽町まで足を伸ばして、有楽町西武UAで購入することにした。


<有楽町西武とリクルートスーツ>
有楽町西武のUAは店は小さいが、ビジネス小物の揃えがいい。他店で切れていても、ここなら見つかったりする。新入社員がビジネスアイテムを頭から足まで一揃えするのには、とてもお勧め。上階にはTOMMOROWLANDもあるし。
でも一番大切なのは、有楽町西武B館はレディース・メンズがフロア内同居してること。就職活動中の男子は、日比谷や銀座の会社説明会で知り合った女子に、ネクタイやシャツを選んでくれないってのを口実に誘えますね。女子も、ちょうど、わたしも夏用のジャケットみたかったんだっ♪なんて、誘いにのる口実ができるので、お互い下心を探りあいながら、楽しくショッピングができるとっても有益な商業施設なんですよ、有楽町西武B館って。
ついでに映画館まであります。帰りに映画でも見ていかない?で、映画が終わったのが19:20とかで、じゃ、せっかくだから銀座で何か食べていくー?いい感じのBARにこないだ先輩に連れていってもらったんだよねー行ってみる?なんて感じで、はっ気づいたら23:10だったりして、ここから後は若い人だけで好きにして下さい。学生さんだと、お互いスーツってのが、新鮮でいいんじゃないですかね?丸の内でもリクルートスーツ姿のテンパッたカップルを良く見かけます。いいなー楽しそうで。
あたしが採用担当者だったら、会社説明会でナンパして帰らない男子、誘われない女子は、採用しません。チャンスを逃さない行動力と、人を惹きつける魅力がないヒト、正社員としては不要だもの。


<WHITE HOUSE COXの味出し問題>
最近、やたらホワイトハウスコックスが、いいーいいーというヒトが多いけど、あたしはそこまで崇拝するほどのもんでもないと思う。あんまり皆がいいというと値段が上がるからやめてほしいぐらい。
ブライドル・レザーだから、使い込むと味が出るんだよねーって、喜んでるヒトが多い。ここのレザー小物は、味が出やすい。使い出すとすぐに全体に色が変色してくる。角の色はハゲてきて、ヌメ革色が顔を出してくる。案外、堅牢ではなくて、摩れすぎると破れたりする。少なくとも一生モノでも、十年モノでもない。ビジネス用の小物に味が出て喜んでるのは、男子だけだろう。はっきりいって、小汚い。貧乏臭い。小まめに買い換える方が女子にモテると思う。味出しが好きなら、最初から味出し加工してるブランドを買う方がいいと思うな。
味の出過ぎたCOXの財布を2/14のデートの支払いで彼女にチラと見せて、もうだいぶ使い古しちゃったなー、もう5年も使ってるんだ、、、とか前カノに買ってもらったのかなぁという不安と、新しいのを買ってあげたいっという優しさを巧みに利用して、より上質な財布を女の子に買ってもらうっつーぐらいの悪い男には、過度味出しCOXの使用を許可します。サイテー。


<名刺がいらない仕事の気の重さ>
名刺がいらない仕事って、気楽なようで、気が重い。名刺がバンバンはけていく仕事って、毎日のように初対面の人と対峙するから、その瞬間は強い緊張があるだろうけど、会った後は、名刺を整理すりゃー終わり。名刺がいらない仕事って、毎日同じヒトと顔を突き合わせてるだけだから、よく言えば気心が知れてるが、悪く言えば刺激がない。
それだけなら、ガマンしてりゃーいんだけど、年中同じ上司に仕事を管理・評価されてるのは、じわ〜っと疲れる。〆切り、納品、ハイっ終り!ってのちがって、スパッと仕事にケリがつかないんで、ずーーーっと低レベルの緊張が続く。プロジェクトものの仕事はねー、それが終われば、バーンと休むかぁ、みたいな気持ちの切り替えとモチベーションの維持が簡単なんだけど。日々運営を何年も続けていくのは、気持ちの持って行きかたが難しいな。
サラリーマンの皆さんが、神田だ、新橋だ、で酒飲んで管を巻きたくなる気持ちが、ようやく実感できるようになりました。「また、オヤヂが男どおしでタムロして、飲んだクレてんぢゃねー」なんて若いとき言った自分を、今、反省しますorz。喫茶室ルノアールで14時頃から3時間昼寝している営業マンのオジさん、どうぞ心おきなく熟睡してくださいませ。