climbing or engineering

お雛様も角隠し。登山靴引っ張り出して出勤。


丸の内suits on kicksのメンバーとしては、雪道はNIKE ACGでも履くってのが筋なんでしょうが、持ってないので、ダナーのクライミング・ブーツにする。さすがにスーツに登山靴ってのは、なんだなーと思って、細身フレアパンツにジャケットを着ていく。んー、なんか懐かしいシルエット。


十数年前、渋カジ期には、ベルボトムジーンズにエンジニアブーツでガツガツ歩く男の子を横目に、あそこまでワイルドにはなれんなーなんて思ってた。そんなある日、渋谷の消防署のあたりで、すげーいい感じの男の子を見かけた。細畝コーデュロイブーツカット(Levis517)に、登山靴履いていて、アウトドア風なんだけど、ハードすぎず、ネイティブな感じも出ていて、イイ!早速、オヤジのお古の登山靴('60年代ミズノ製)をガメてきて、真似したんでした。
その後、90年代半ばには、クライミング・ブーツのブームが起こって、ダナーやメレルが大流行り。今日履いたのは、その頃アメ横の山男で買ったヤツだと思う。


この春また、クライミング・ブーツが戻ってきそう。
ジュンヤ・ワタナベの春夏コレクションで、登山靴が大々的にフューチャーされたのが、インパクトになったんだと思うけど、タイミングも良かった。昨秋から、アメカジリバイバルの流れで、チェックのネルシャツとか、ブロックチェックのウールシャツとか、ヘビーデューティーなアイテムが復権。ていうことは、足元にもヘビーなものが欲しくなる。
ちょうど編み上げブーツ類も勢いづいてるしね。スリム・ジーンズもちらほら出てきたおかげで、Dr.マーチンの編み上げブーツにも注目が。レッドウィングも創立100周年だし。でも、昔ほど、ハード感を全面にって感じではないなぁ。Lad Musician×クローンのブーツみたいにスッキリ、スマートなデザインの方が、今ははまるのかも。


ま、夏は、またサンダルつーか、トングつーか、いわゆるビーサンでしょうから、ブーツについては、秋に動向を見極めたいと。