tattoo shops in chinatowns

昼飯を近所の上海飯店で食べる。
久しぶりのアミノ酸テンコ盛りランチ。横浜の中華街も久しく行ってないなー。
中華街のある街にはtattoo shopが多い。横浜はさらに米軍基地も近いからなおさらなんだろう。もちろん、中華街の中にもある。
この傾向は世界的なんじゃないだろうか。中華街のあるところタトゥーショップあり。Sailor Jerry Collinsが戦時中tattoo shopを構えたのもホノルルのチャイナタウンだった。当時は他にもいくつかショップあったようだ。Ed Hardyの本拠L.A.もチャイナタウンがあるし、Paul Jeffriesが生まれ育ち、腕を磨いた街バンクーバーにもチャイナタウンがある。
チャイナタウンは、大きな港と広いダウンタウンがある都市にしかない。水夫や水兵はtattoo shopのヘビーリピーターだし、ダウンタウンには裏社会が形成される。そういう街はtattoo shopには絶好の立地だったのだろう。
もうひとつ気になるのは、チャイナタウンにtattoo shopが集まっていたことだ。もしかするとtattoo shopにテナントを貸してくれる大家なんて、昔は華僑ぐらいしかいなかったのかもしれない。
横浜の刺青事情と中華街の存在は実はもっと深い関係だったんじゃないかなぁ。明治から戦前にかけて、中華街というか、居留地というか、そういう「租界地」があったことが、刺青の仕事を超法規的*1に守ったのでは?と想像しているのだが、まだ調べ中。彫師が租界地内で外国人に彫ることを許されていたというような話を読んだことがある。

*1:明治から終戦まで刺青を入れることは法的に禁止されていた。