white shirt & blue jeans

今年の春あたりから、白シャツにジーンズがとてもきているような。。。

チビ衿シャツにタイトでスリム、もしくは少しフレアな、激しく色落ちしたダメージ・ジーンズなんて組み合わせは素敵だなーと思う。


といっても、白シャツ+ジーンズは、この20年ぐらいずっと、数年に1度は雑誌で特集されているような気がする。
70年代末、LEVI'S501*1ブルックス・ブラザーズの白いオックスフォード地のBD*2のコンビネーションあたりが、源流かな?


80年代末、an・anで「好きな男/嫌いな男」特集が毎年の恒例行事になりつつあったころ、スタイリストの堀越絹衣さんが、海外ミュージシャンいい男論について語っていたんだけど、彼女の「男はやっぱり白シャツにジーンズよね」の一言を目にして以来、このド定番の組合わせのことが頭から離れなくなってしまった。


大定番アイテム!と毎年のように言われてるのに、3年経つとまったく雰囲気が違ってしまう。白シャツ+ジーンズで「旬」を感じさせるセレクトをするには、かなり気をつけてないと難しいと思う。でも、定番のアイテムの変化を追いかけるってことは、最新流行が徐々に定着して、次の時代の定番になっていくプロセスを見極めるってことだ。
色は白と青、素材は綿に限定されているからこそ、以前とは何が違うかはっきり比較できる。流行の色や柄にごまかされないで済む。
流行の表層的な目立つところではなくて、構造的にしっかり流行の基礎を支えているものをちゃんととらえることが、男子のおしゃれには大切ってことなんだろう。


そういう意味で、堀越さんの一言は正しかったと思う。


今日の書置き:
スパイシーなおかずばかり食べてないで、たまには、ごはんと味噌汁をしっかり食べなさいね。ママより。

*1:当時はどこで買っても、全部セルビッチ(赤耳)だった。

*2:ボタンダウンの略。一時はこれで通じた。