apron front
エプロン・フロント
婚活男子の憧れ「裸エプロン」のことかと思ったら、違いました。
簡単に言うと甲の皮の幅が広いUチップ・シューズのこと。
普通のUチップもエプロン・フロントと言うことがあるみたいだけど、
エプロンの名には、エラの張ったこちらの方がしっくりくる。
1950年代末から1960年代初に流行った靴のデザインらしい。
ややとんがったアーモンドシェイプのトゥが、いかにもあの頃っぽい。
Made in USAの銘品フローシャイムのコブラ・ヴァンプもこのデザインの流れを組むひとつ。
テッズの定番、先のとんがったラバーソール・シューズも基本構成はこの系統。
ずいぶん長い間、エプロン・フロントの靴は忘れ去られていたんで、そろそろ復活するかも。
2008春夏は、N.Hollywoodでこの手のレースアップ・モカシンシューズが登場。
2009春夏では、Lad Musicianがこのタイプの靴を黒白ツートーンでリリース予定。
なんといっても、テーパード気味のクロップド・パンツにものすごく似合う。
ヤフオクで探すと、デッドストックでも1万円台で見つかる。
FLORSHEIMの他、WEYENBERG、MASON、BOSTONIANとか古き良き米国メーカーがこぞってこのモデルを作っていたみたい。
きっと一斉を風靡したんだろうな。