Cavern CLUB

BOSTON SECONED



いまどきなボストン・メガネ


ウェリントンのセル・フレーム眼鏡が、すっかり定番化。安売り店の中央にもディスプレーされるようになった。そろそろ「次」が欲しくなる頃。
タイミングよくmean*1から、まさに今時なボストン・フレームのモデルが相次いで発売!
"Cavern CLUB"とネーミングされた'60年代かつ'80年代テイストも感じる銘デザイン。細いセルフレームと、テンプルだけ細セルになったメタル×セルのコンビ・フレームの2種。あまりに出来がいいので、両方購入。


・極細セルフレームモデル
 http://zozo.jp/shop/zicue/goods.html?gid=279828&did=&cid=2314
・メタル×セルフレームモデル
 http://zozo.jp/shop/beams/goods.html?gid=280766&did=&cid=710


なんといっても、
「超細セル」が、80年代初期のメガネっぽくていい。
当時は、メタルフレームにセル巻きしたのが主流だったんだけど、今はセル巻きができる職人さんがいないらしい。居たとしても、手仕事だから、かなり高額なメガネになるだろうな。meanのメガネは、限界まで細セルにすることでセル巻きに近い雰囲気を見事に再現してる。
ウェリントンの黒太セル・フレームに慣れた目には、とっても新鮮。細い茶系セルだと、眼鏡の存在感が顔に勝ってしまうことがないのも、いいところ。*2


どちらのメガネも、幅5cm×4.5cmの大きめレンズを採用。
大頭で幅のある典型的「日本人」顔には、ちょうどいいサイズ。
ボストン眼鏡でこれより小さいレンズを、おっさんがかけると嘉門達夫か、さだまさしになってしまう。


とくにお薦めは、
ここ最近、日の目を浴びてないメタル×セルフレームのモデル。
・度付きレンズにして仕事用にも最適。
・鼻パッド付きなので、汗々の夏でもずれにくい。
・ヒンジが外バネ仕様なので、さらにフィット感UP。
サングラス用のレンズが黄色とオレンジ色なのも、今年ぽい。今年の「指し色」アイテム・ナンバーワン「黄色いTシャツ」との相性もナイス。


ただし、
まだオフィスでの女子受けは良くない。
「なんか、新橋かなんかにいるオジサンみたい。。。」


そうか、
今時の新橋おやぢが、若いときは、メガネと言えば、ボストンフレーム買っておけ、という時代だったもんな。いまだにボストンかけているおやぢ多し。

*1:デザイナー丹羽俊介が2005年秋冬から渋谷でスタートしたブランド。2006年秋冬、初のショーを開催。旅や自然から得た物をデザイナーの感性で融合したナチュラルウエアを提案。FACTOTUMの雰囲気をそのままに、シルエットを少し「緩く」した印象。個人的には、靴のデザインもとっても好き。

*2:逆に言えば、「変装」や「コスプレ」向きではないかもしれないな。メタルや細セルの眼鏡は、がらっと印象を帰るツールというよりは、そのヒト本人の持つ「優しい系」の雰囲気をさりげなく強調するアイテム。料理で言えば、スパイスぢゃなくて、ハーブ的役割。